実印を作ったよ

実印を作ったよ

先日、初めて実印を作りました。
なぜいま実印が必要になったか、彼氏の祖父が亡くなり遺産相続の問題が出てきたのです。
詳しくは知らないのですが(なんとなく聞くのもね)、田舎なので土地だのなんだのいろいろとあるようです。
ま、この先もこの件は聞かないでおきます。田舎も田舎で大変なんだなってことで。

そのハンコ屋さんへ行くと「何に使うものですか?」と聞かれ、「実印です」と答えると、「ならこの辺かな」と言ってポンポン出してきたものが象牙でした。 そんなの作れるわけないですわ~~~。いやいや、そんな象牙なんていずれは作りたいとは思いますが、いまは無理な話です。
なので1本6500円の普通のものにしました。100円で買うことができる印鑑だってあるのに、6500円は65倍!凄い印鑑だってことです。私と彼にはそれで十分です。

しかも11:30に持っていって、夕方17:30には完成してしまって、こんなもん?と思いました。
でもやっぱりズッシリと重いような(重くないです)、高級感があるような(6500円です)、立派なもののような(一般庶民です)雰囲気漂う印鑑で、少し大人になった気分でした。
あまりにも素敵だったので、何本も作ってしまいたい気持ちです。そのためだけに新しく口座開設とかしようかな、銀行印を作るために。

実印=高価なイメージがあったのですが、そもそも実印の意味というのは居住する市区町村の役所にあらかじめ印鑑登録をしておく必要があって、役所からの印鑑登録証明書を発行してもらう必要があります。
そして実印として使用できる条件として、印影の大きさが、直径8mm以上25mm以内の正方形におさめる必要があります。
印章がゴムやプラスチック、石材など変形しやすいもの、欠けやすいものは実印としては使えないそうなんです。
確かに、ある程度費用をかけないとちゃんとしたものは出来ないですもんね、納得です。

で、先日その遺産相続をするのに実印が必要になったそうです。私も持っていませんので、彼がそういったことに疎いので、彼の分と私の分(ついでに!)と作りに行ってきました。
会社の近くに小さな印鑑屋さんがあるので、そこに行きました。
おじいちゃん3人とおばあちゃん1人がやっているお店で、店内は6畳もないくらいの小ささなのに4人がぶっ詰まっている感じです(笑)。
社印の作成や私個人の印鑑を作るために何度か行ったことがありましたが、実印はもちろん初めて。