人生で何度か訪れる受験

人生で何度か訪れる受験

人間は常に勉強しながら、毎日を生きています。
子供のころどんなに勉強が嫌いで勉強しないで育ったとしても、最終的にいつかは勉強しなきゃならないときが必ずやってきます。断言します。子供のうちだけ勉強すりゃいいじゃんでは済まないのが現実です。
大人になってからは、大人になるまでに勉強してきたことが積み重なりあって今につながっているんだということを非常に実感することがあります。
小学1年生の1+1から始まり、一歩一歩、小さな勉強を積み重ねて大きな勉強をしていくわけですからね。
大人になってからは、今までの勉強を土台にしてまた1から勉強が始まります。
勉強は会社で必要とする資格試験だけでなく、日常業務に必要なことを勉強したり、食べ物屋さんなら食べ物の作り方を勉強したり、工場なら機械の使い方を勉強したり、どこまでも勉強はついて回ります。
そんな風に勉強が生きていくのに必要と知っているから、子供のころ、自分の両親が一生懸命勉強するくせを付けさせようとします。
特に不景気なこのご時世、少しでも子供にはいい思いをさせたいからその分必死です。
小学生のうちから塾に通わせたり、通信教育をとってみたり、家庭教師をつけてみたり、お金かかりますがそれを惜しんだりしません。
習い事も勉強のうちです。お習字、ピアノ、水泳、そろばん、いくつも習い事を掛け持ちする子も現れます?その親の熱い思いを受け子供は一生懸命勉強します。
私もそんな風にして育ってきたし、皆さんもそんな経験がおありではないでしょうか。そうやって今の自分がいるんですね。そうやって勉強しながら仕事を続けて、退職するまで勉強の日々は続きます。それで勉強は終わりなのか?いえ、終わりではないでしょう。
生きてる限り日々勉強だといわれていますから、私たちは今はその理由が分からなくてもいつかその理由が分かる日々もやってきます。切っても切れない関係が、勉強、そのものなのかもしれません。